ストレス解消法

体型と恋愛の関連性を問う


異性にモテるの頭文字「モテ」をあしらった髪型や、ファッションコーディネートが流行しています。
また、やや痩せ型の男女が好まるとされる現代です。
先日、映画「マリー・アントワネット」を観ましたが、一点、疑問に思った描写がありました。
それは貴族たちが糖尿病を連想させるサイクルで、
たくさんのお菓子を食べ続けていたにも関わらず、
皆、細身の体型を適切に保っていた点です。
コルセットをつけているためだと理由を思い定めるにしても、
首から顔にかけての部位が見事に引き締まっているものですから、
私には、現代人が彼らを演じている映像なのだなあとなります。
(注)ただし、これは映画そのものに対する批判ではありません。
  私は、それとは別に観賞を充分に楽しみました♪

その一方で、肖像画に残る成人後のマリー・アントワネット他、
当時の貴族からは顔つきや体つきの、
平均的にふくよかだった彼らの姿が適切に読み取れます。
これは我が国、平安時代の絵画にも共通する特徴ですが、
こちらにも、続々と下膨れの御仁たちが登場していますよね??
そして、この人々の中にもモテたと言われた男女がいたわけですが、
現代はこの傾向も一変し、どの雑誌を見てもその誌面に登場する、
「モテる」と称される偶像は痩せ型の男性や女性たちばかりです。
お陰で頬の膨らんだマリー・アントワネットも、
光源氏も見かけることは滅多にありません。
その代わりにシャープな光源氏や
スレンダーなマリー・アントワネットが、
映像上に熱いロマンスを繰り広げます。

それを観ていると多くの人々が、思わず、
「あぁ。モテるというのはスリムってことなんだなぁ!」と、
納得してしまうものです。
ただ、実際はぽっちゃりした人にも彼氏・彼女はいるものですし、
姫を装うことがモテの必須条件でもないようです。
まさに今、時代は不景気の真っ只中ですから、
部分的な姫要素には素直に愛らしいとは思えたとしても、
重装備姫には経済的重圧を感じる男性もいます。彼らは内心、
「俺、彼女に高額な消費を要求される?!」と警戒するわけです。
そういうわけで、世間の風潮が示す狭義のモテ基準もあれば、
世間の陰に存在しているモテ基準だってあるのが現実です。
振り返れば、食っちゃねの貴族たちに逆らえば首の飛んだ時代、
そこでは太った者たちが良しとされた・・・とまあ、
だいたいはそんなところだったのでしょう。

ただし、相撲力士に近い輪郭の意味での肥満は体に悪いですし、
多少はシェイプアップを考えてみてもよいかもしれません。
モテることの絶対的根拠に細身の体型である点は該当しませんが、
生物学的に臨月の妊婦さんに近い体型は男性の本能に向かって、自ら、
妊娠させてはいけない時期にあることをメッセージしてもいます。
この無意識下のやり取りによって男性が、
性を意識しないこともあるらしいのです。
モテたいと思う現代女性や男性の皆さんは何よりもまず、
“健康を害さない程度のダイエット”を心がけましょう。太り過ぎず、
痩せ過ぎずの体は健康にデートを楽しむための基礎条件ともなります。
何と言っても、二人で楽しいデートを体験できることが、
両者の親しみを導くのです。
そのことをお忘れなく!!!
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